ロミオ&ジュリエット 2019 感想

Life

もう結構前の話になってしまいますが、3月8日にミュージカル「ロミオ&ジュリエット」を観劇してきましたので、感想および不満点を書かせていただきます。

2.5次元なの?みたいな物販

ごめんなさい、全く舞台の内容とは逸れてしまうんですが一番気になってしまった部分でして、、、
各キャストのブロマイドやらアクキーやら販売されていてとても驚きました。
会場が15分ほど早くできたのですが、その理由が物販だったんですね…。そんなことも知らず、「えもう開場できるんだラッキー♩」と思って入ってみたら客席にはまだ入れず愕然としました。
なんかのアイドルのライブにでもきた気分。。終始、周りの女性陣の黄色い声についていけませんでした。

キャスト感想

主演陣

今回の日程のキャストは
ロミオ:大野拓朗さん
ジュリエット:木下晴香さん
ベンヴォーリオ:三浦涼介さん
マーキューシオ:黒羽麻璃央さん
ティボルト:渡辺大輔さん
でした。

大野さんは終始歌い方が城田くんに似ていて、上手なのに勿体なかったです。後で聞いた話ですが、城田くんのロミオを聞き込んでいたそうで、、、うーん、もっと彼自身の個性ある歌声を聞きたかった、

木下さんはさすがでした。他の作品でも名前を見かけることが増えたので、実力はありました。お声も綺麗。もっと大きな作品にも頑張って出ていただきたいです。

他キャストに関してはダンスが上手かったなぁという印象しかあまり残ってないため割愛させてください…(ごめんなさい)

主演陣の力量をはるかに上回る他キャスト

乳母役(名前ですらない)のシルビアさん、キャピュレット卿の岡さん、ヴェローナ大公の石井さん…。
本当に無駄遣いだなぁと思わざるを得ないほどソロがない。
乳母・キャピュレット卿に関しては1曲ずつではあったもののソロがありましたが、ヴェローナ大公に至ってはなし。まだ開幕直後にナンバーがあっただけ良かったですが…。
「なんだこれ」と正直思ってしまいました。
わかります。わかりますよ、若手を育てたいっていう意図は。でもそれにしても安定感のある歌声をファンとしてはもっと聞きたかったです(特に石井さん)。
余談ですが、乳母のソロで唯一泣くことができました。シルビアさん流石です。

演出感想

なぜか現代風なロミジュリ

「ロミオ&ジュリエット」というタイトルを冠していながらも、スマホやらメールやら現代に合わせた利器が多々出てきます。
なんかもうせっかくのシェイクスピアの世界観が台無しだなぁとものすごく感じてしまいました。
そういうものがなかったからこそ、切なくて美しい物語になっていた部分もあるでしょうに、、、個人的な主観ではありますが、とてももったいなかったです。

女性受け(?)狙い?

1幕中盤くらいでしたでしょうか。
突然ギャグシーンのようなものが始まり、なぜかロミオとマーキューシオ(?)がマウストゥーマウスをする流れに。
うーん、昨今イケメン同士の絡みに対して世の女性陣の抵抗がなくなってきているのでしょうか。周りのお客様みんなオペラグラスでガン見していて、私はドン引きしてました。
あからさまな「お前らこういう演出好きなんだろ」のようなあざとさが見え、萎えてしまった瞬間。。。
ていうかいくらイケメンでもナマモノはあかんでしょ、、、3次元への寛容な理解にも驚きましたが、ミュージカルにそれを取り入れる演出にも驚きました。小池先生ってこういう演出されるんですね…(半笑い)。

ロミオの両親の心境描写が少ない

フランス版がそうなのかもしれませんが、キャピュレット卿がソロで娘のジュリエットに対する思いを吐露する場面があるのに、ロミオ側の両親の同じような場面がほとんどなかったように感じました。
ロミオには友人らがいるから?なんでしょうか。それにしてもちょっと雑なような(原作もそうなんでしょうか)。
個人的にもう少しロミオと両親の距離感といいますか、そういうものがわかるような場面を入れてもいいんじゃないかなと。
あまりにも宮川さんの無駄遣い。。。

楽曲感想

昨今の新作ミュージカルで思わずにはいられないのが、「曲が耳に残らない」ことなんですが、今回も例外ではなかったです。
「エメ」・「世界の王」はFNS歌謡祭などで歌唱披露されていたから記憶に残っていたものの、他の曲に関して驚くほどあっさり耳から離れました。
「1789」も同様だったので、改めてロイドウェバーの凄さを実感。。。まじでオペラ座・キャッツはすごい。

「エメ」は個人的に「ウェストサイドストーリー」の「マリア」と被ってしまうんですが、私だけかな、、、

まとめ

感想というより、個人的な愚痴のような感じになってしまいました、すみません。
ただ、「1789」も今回の「ロミオ&ジュリエット」もフランス発のミュージカルなので、今結構フランスミュージカルが熱かったりするんでしょうか。
あと、ここ数年新作も増えているような。嬉しいですが、観たいものが増えるのは金銭的・スケジュール的にも厳しいので勘弁していただきたいところですが、日本にミュージカルの文化が受け入れられてきたと考えると、感慨深いものがありますね。

また次回、かなり先ですが5月にキャッツを取ってしまったので(w)それを生きる糧にしていこうと思います。

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